福川→周防久保  その2 TOPに戻る  前のページ  
次のページ
川崎神社の標識 県道347号線との合流地点 遠石地区の県道(西を望む)
川崎神社の参道の傍に参道の標識があります。東に進むと県道347号線と合流します。西から出てくるときは問題ありませんが、東より来る場合は分からないでしょう。これから遠石地区までは山陽道の形はありません。多分この道が山陽道の近くだろうなと思いつつ歩きました。県道347号線の南地区を歩いてこの遠石地区で再び合流します。
旧山陽道 念仏坂入り口 一畑薬師道標 念仏坂出口・入口
県道347号線の北側歩道を歩きますと遠石1丁目の交差点の西に狭い少し上る道があります。これが旧山陽道になります。案内板には「遠石の古い町並み(山陽道)を西に歩くと、宝性寺の門前にでます。道の入り口に立つ石柱には「出雲国いつばたやくしかんじょうの地」と文字が刻まれています。この道の頂上から西に下った道端には、「このうえにいちばたやくしあり」と刻まれた道しるべがありました。今はありませんが、この道を昇った丘に一畑薬師堂が建てられていたことを示しています。かって、せまいこの坂道を昇り下りした人は、「なみあみだぶつ」と念仏を唱えながら通ったので、この坂道は「念仏坂」と呼ばれていました。また、この坂道には、江戸時代の街道に置かれていた一里塚もあったといわれています。」とかかれています。
遠石方面の山陽道 遠石の家並み 影向石
市道を横切り遠石神社方面の道に入ります。この通りの家並みは昔の風情を残しているようです。左手に影向岩(えいこういわ)があります。案内板には「遠石八幡宮縁起によれば、推古天皇三十年(622年)春の夜、豊前国より宇佐八幡大神が神馬に跨りこの地の磯浜に降臨された。その時神風静まりて光明と伴に忽然現れた一つの大石に降り立たれ、「吾は宇佐八幡大神なり。この地に跡を垂れて国民を守らんため、今ここに顕わる。ああ遠し」と神託された。八幡宮の創建に由来するこの大石を「影向岩」と称し、石に今猶神馬の蹄跡を残す神岩として、広く崇信されている。」と案内されています。
TOPに戻る   前のページ  次のページ ページの先頭