西国街道 小郡→防府 その1 TOPに戻る  次のページ
久しぶりの街道歩きになりました。(2006・04・11)今回はここ小郡から防府の天満宮までの22kmを歩きます。写真が全体に暗い感じになっていますが、ご了承ください。
今回の出発地点地図 出発地点より東方を見る 小郡の旧街道 明治北町交差点
今回の出発点はJR新山口駅より320mのところにあります。旧山陽道は国道9号線およびそのバイパスの間に挟まれた道です。出発地点より東北方向に500m歩き国道9号線を交差し、さらに210mで東方向に向きを換え、椹野川を目指します。この間は道の幅は旧街道を感じさせますが、家並みは全く面影はありません。
津市南の交差点を直進します 椹野川西岸の東津橋交差点で橋に 東津橋の絵図
小郡の町並み、家並みは旧街道の雰囲気を感じることなく、左手に信光寺の見える交差点で右折し、東方向に椹野川を目指して進みます。東津橋は明治5年に掛けられて、何度か架け替えられ現在の橋になっています。椹野川は東川、東津川、妙湛寺川ともいわれていました。明治5年まではここに渡しがありました。東津橋の絵図および写真は歴史の道調査資料「山陽道」から掲載しました。
明治年間の東津橋 椹野川の東岸にある地蔵 一里塚
橋の東側の山裾に地蔵さんが真っ赤なエプロンを掛けて並んでいました。橋を渡り、東に進みます。少し歩いたところに一里塚の址があります。正確にこの位置が一里塚の址かどうかわかりません。現在の塚石には「従赤間十四里、従安芸境小瀬川二十七里」と書かれています。この一里塚のあたりが小郡と陶との分岐点となります。
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