西国街道 小郡→防府　その６ ＴＯＰに戻る　前のページ
荒神社 千日町交差点 今市交差点から萩往還を望む
川沿いに歩いてきた道を川から離れ少し東側に変える。暫く、住宅街をあるく。途中に荒神社がある。川沿いから離れて1．5kmで千日町の交差点に着く。このあたりに一里塚があったらしいが、今はない。この交差点を左に折れ、西に向かえば佐波川の新橋に着くが、ここを直進して旧道の歩を進める。千日町交差点から430mで今市町の交差点になります。この交差点で山陽道と萩往還が合流します。北方面が萩往還となります。さらに東に430m行くと宮市町の交差点にでます。
宮市町交差点 安養寺 定念寺
交差点を直進します。左に安養寺があり、境内には八重桜が咲いていました。門の前は現在は開けていましたが、以前、萩往還を歩いたときには建物があったように記録しています。道が少しくねった所に定念寺（西念寺）があろます。ここには木喰上人の彫った木喰仏があり、遊行上人のもたらしたという宮市観音があります。今回の山陽道の旅はまもなく終わりになります。
宮市本陣兄部家 防府天満宮参道 防府天満宮本殿
さらに東に歩を進めますと宮市本陣の兄部家が右側にあります。この本陣は伊能忠敬も利用したそうです。これを過ぎると今回の旅の終点防府天満宮です。この天満宮は北野天満宮、大宰府天満宮と日本３大天神に入っています。菅原道真の死後に創建され、道真を祀るお宮としては日本で最初のものと言われています。萩往還はこの天満宮の前から直角に南下し、現在の天神商店街をとおり、2．6km程度で御茶屋町の本陣址に着きます。次回は防府天満宮前から東に向かって行きます。
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