第4回  スト2007 NO.4 TOPに戻る    先頭ページ

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17.遠くに目標を目指して 18.台上にも遅い秋が 19.妙見原⇔長者ヶ森
チェックポイントで給水して元気が出てきたせいか足取りも軽くなった様です。台上には遊歩道の側にススキの穂が出始めていました。今年は夏が暑く、つい先日まで夏の様な天候が続きましたので、秋が遅いようですがススキも我慢できず穂を出したのでしょうか?もう少しで長者ヶ森の案内がありました。この写真3枚を並べて分かったのですが、全く別の時間場所方向で取っているにも関わらず、地平線のラインが一致しています。それ程台上は平坦なのでしょうね。
20.15kmと10kmの分岐点 21.特別記念物秋吉台の案内 22.右の台地が冠山
15kmコースと10kmコースとの分岐点に着ました。この地点で4.25km、302mです。15kmはここを左に行きます。案内板には「特別記念物秋吉台  昭和39年7月10日指定 秋吉台は長径17km、短径7.5km、広さ130ku、海抜200mの台地で古生代の石灰岩からなるカルストである。台地ではドリーネ、ウバーレ、ポリエ、カーレンフェルド、石灰岩等のカルスト台地の諸要素が発達し、カルスト発達の諸時期の地形を良く現している。台地の石灰岩中には防垂虫、サンゴなど種々の化石を多量に産し、なおこれに地層逆転構造がある秋吉台はわが国のカルストの内、最大規模を持つものであり、学術上の価値は極めて高い。」と記されている。カルスト台地に、地面がすり鉢状にへこんだ所をドリーネと呼びます。ドリーネは地下の石灰岩が地下水に溶け、溶けた部分の上部が落ち込んでできたもので、さらに隣のドリーネがお互いに成長してつながったものをウバーレといい、さらに大きくなった低地をポリエといいます。カーレンフェルドは石灰岩が羊のように飛び出しているものを言います。分岐点をさらに進みます。前方右手に見える台地が冠山です。
23.リンドウ 24.ここで冠山に登る所 でも? 25.まだ先は長いようです
道のあちこちにリンドウが咲いていました。今年の開花は秋と同じく遅いようです。リンドウは「竜胆」と書きます。リンドウ科 リンドウ属で花期は10〜11月、山野に生える高さ20〜80cmの多年草です。長さ4〜5cmの青紫色の鐘形の花をつけます冠山に登る地点に着きました。この地点が4.7km高度309mですが、ここから冠り山に登るのではなく2km先のチェックポイントを往復してきます。散歩道は優しい風が吹いて気持ちの良いウォーキングが続きます。
26.新しい良悟松と案内? 27.復路の人に出くわす 早や!! 28.まだ先かな
良悟松とは「江戸時代に於ける仙崎港⇔山口間の旧往還はこの秋吉台を通っていましたが、道に迷う人が多く出たようです。享保9年(1724年)藩主毛利吉元氏が山口糸米に法泉院を建て、長門大寧寺9世となった無得良悟禅師を請じた際、良悟禅師は台上を通過して、その難路なることを知りました。そこで門弟に222本の松を「みちしるべ」として植えさせたという由緒が伝えられています。台上に残った松は秋吉台八景の一つとされていましたが、近年松食い虫等の被害で枯れてしまい、新しい松が植えられています。」と記されています。復路を戻る人と遭遇しました。随分早く歩くものだなー・・と感心しながら歩を進めます。道が下りばかりになってきました。台上から下り始めたようです。
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