防府→福川  その5 TOPに戻る   前のページ 
椿峠への道沿いの祠 富海の町と椿峠の勾配 土塀のある家
国道を過ぎると椿峠に向かって登りになります。途中に祠がありました。峠のことを「たお」、「だお」と山口県では言います。従ってこの椿峠を「つばきだお」と言っています。高さは100m程度ですが、長い登りになります。峠を越えると戸田の町並みに入ります。国道沿いにも土壁の塀のある家が残っています。夜市川(やじかわ)を越えると戸田の町並みです。川の柳橋のそばに地蔵が祭ってありました。そこの案内板には
夜市川の橋 地蔵菩薩 白壁の建物

縁起によると「享保年中、誰の開基かわからないが、ここに安置してその徳を崇めること七十余年、天明五年十一月十五日朝四時より、尊体に汗が出て震えておられる。日暮れになったので町家の人々や通行人も集まり、伺い見るに汗は益々多くなり、不思議に思うが「吉」か「凶」かと心配していた。博士に考えてもらったら火災の難と占いが出たので、諸者、諸仏に祈念し七難即滅の願いが成就され難を逃れることが出来た。この尊佛の霊験あらたかさを後世に伝えようと、壊れたお堂を再建したと書いてある。現在のお堂は昭和三十年地元の有志によって再建された。さらに進むと白壁の家も点在し、旧街道佇まいを感じる町並みになります。

戸田市観音 恵比寿様(宮島様) 福川本陣跡
創建が元禄年間と伝えられている戸田市観音の石碑があります。少し東側に恵比寿様が祭られている。何故か宮島様と呼ばれて居るようです。この池には亀が沢山居ました。さらに東に向かい福川の町に入ります。福川本陣前を通り、今回は福川駅で終了します。
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