厚狭←小郡 その2 TOPページ  次のページ  前のページ
福岡地区の土塀のある家 家の入口の石橋 幸の橋
福岡地区で一度国道の北西側に出ると、漆喰を塗った土塀の家がありました。家の前の水路には小さなアーチ型の桁橋が懸かっています。450m程度で再び県道の東南側に出ます。JR山陽本線の嘉川駅前を通過し、幸の江川にかかる橋を「幸の橋」を渡ります。この地域を通称「幸の橋」と言っておりますが、この橋の名称が地区名の俗称になっているようです。嘉川の町もこの橋が最後です。橋の南西川の左の家の前に道標があります。「あしす とこなみ 中のむら」とあります。阿知須、床波方面は現在ではこの橋の90m先に国道190号線がありますが、以前は幸の江川沿いを南西に向かって歩いたのでしょう。
幸の橋の袂にある道標 熊野神社 県道335号線との合流点
幸の橋を渡り、国道190号線を横切り、さらに県道335号線を100m歩くと右側に入ります。ここは上高根地区で右側に熊野神社があります。暫くの間、右側に通る新幹線を見ながらのんびり歩きました。1.3kmで県道335号線に合流しますが、国道に入らず平行する道を歩きます。この付近は国道2号線、山口宇部有料道路のICの関係で旧山陽道がどこなのか分かりません。取敢えず、335号線を歩き、国道2号線の合流点から2号線を西に歩きます。この地点からは緩やかな長い坂が続きます。
割木峠に向かう上り坂 割木松の入口付近 国道との分岐点(右折)
県道335号線が国道2号線と合流した点から960mは上り坂です。上ったところが割木峠です。現在の山口市と宇部市の市境で、昔の周防と長門の国境になります。割木峠にあるラブホテルの横から右に入ります。入った処が割木松です。400m程度の短い町並みですが旧街道の雰囲気はあります。国道2号線に出て、500m西に行ったところから右に入りますが、とても道があるようには思えません。
TOPページ  次のページ  前のページ  ページの先頭