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それでは、「千林尼の石畳道」を歩いてみましょう。
入り口にある案内板 市道有帆船木線より入り口を望む 入り口付近の道
国道2号線から船木の交差点から南方向に通称農道に入り山陽小野田市大休にある。案内板は見難いので見逃す可能性有り。車は入り口付近に適当に止めることが可能です。団地の家の裏を通り抜けるように道があります。
畦道のようになりました 草で道幅が狭くなります 少し散歩道程度になりました
50mも入ると少し北よりに向きが変わって、畦道のようになります。道であると事は明確にわかりますので、どんどん歩を進めて行きます。多分この部分は本来の石畳道に繋がる道ではないでしょう。「この山全体が戦前は炭鉱でした。その為に炭鉱のボタを被せていた為に道はなかったそうです。ここの地元の皆さんが「昔はここに石畳があったことを思い出して、地元民総出で掘ったそうです。記憶は正しく、石畳が出てきた。」とぶどう園のおばあちゃんが話しておられました。
千林尼の石畳の道標 石畳らしい雰囲気が? 落ち葉に覆われた道
少し歩くと道標があります。道標には「千林尼石畳道入口」と記されています。石で作られた記念碑には「千林尼 人の為にと敷いた道 教えし道に 残る足跡」、どなたの作かわかりませんが詩がありました。ここからが実際の石畳道になります。石畳の長さは260m、幅は1.5mあるそうです。ここまでの道と方向が異なりますので、旧道はこの石畳道を直線的に南に向けて伸ばした道が往還道と思われますが、今はその跡はありません。道に石畳が覗いていますが、全体は落ち葉が積もって見ることができません。
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